株) N.D.A & NPO Manabiya合同 AED使用講習会 on 2015/7/9
Manabiyaアソシエイツでもある大塚満寿美先生(看護師)が講師となり、National Discdog Association(N.D.A)の皆様と共に合同でAED(自動体外式除細動器)の使用を勉強会を開いていただきました。
医療従事者ではない我々ができる基本的なコース”誰でもできる心肺蘇生コース”を受講。まずは、学科からです。頭で基本的な流れとなぜ学ぶのか、どのようなタイミングで行うのかなど、大塚先生からのご指導をいただきました。
一通りの流れを勉強し、受講者からも質問をさせていただきそれに救命の世界にいらっしゃるので現場のお話をおりまぜ丁寧にご対応いただきました。
今度は体で覚える授業で、胸骨圧迫法、救急車呼ぶ人、AEDを探して持ってくる人を一人3役全てローテーションで行い実演してました。
N.D.Aの皆さんは以前にAEDを使用する事案に遭遇していたそうです。その際は医療従事者が周りにいたのですが、次回は自身で何か行動をとれるよう。。と真剣に取り組まれておりました。manabiyaではそういった事案に遭遇しないことを願いますが、万一遭遇した際この講習を受けておいてよかったと思えるよう皆真剣そのものでした。
いきなりですが、ここでQuestion! ご老人や妊婦さんにAEDの使用は可能か?・・・可能です。 また、流血している方や雨などで体が濡れている方に使えるか?・・・パッドを張れるように軽く拭き使用が可能です。などの質疑がありました。
知っていないと、また受講しないと躊躇するところですね。知るということが力になります。
最後は、人工呼吸。傷病者からの呼気などを逆流させない一方向弁と口への直接接触を防ぐソフトな感触の半透明シート、左のようなキューマスク(R)を使用しました。
海外では様々な観点から人工呼吸を行わないところもあるそうですが、ここは日本。気道を確保し肺に空気を入れるということがこれほど難しいとは思いませんでした。正直、私は日常的に体を動かしており肺活量には自信があったのですが、コツをつかめず闇雲に。。顔が真っ赤になり立ちくらみする状態でした。
これがいきなり緊急の状況であったら。。できることは大部分の方と同じように邪魔をせずぼーっと立ちつくすことだけだったと思います。
最後に、大塚先生が再三仰られていたのは、救命に関し” -行動を起こすことを恐れない- 仮に心停止でなかったとしても、胸骨圧迫によって、状態が悪化することありません (倒れている人が嫌がるそぶりを見せたら中止)。” ということで、考える前に胸骨圧迫(心臓マッサージ)を始める!それにより助かる命があるのだから。。とのことでした。たくさんの生死をご覧になった医療従事者である方からのお話は説得力が違いました。
最後にこちらをご覧いただければと思います。